ホテルで卒論を書く

By | 2017年1月29日

ホテルで卒論を書くなんて裕福な学生だなあ、と思っていたんですが、話を聞いているうちに、私を呼んだ理由がその卒論作成だと判明した。
原稿用紙にして、百枚分を明日までに書かなければいけないんだけど、自分にはその能力がない。
だから、一週間バイトをして資金を稼いだって。
それだけの時間があれば、なぜ自分で書かないんだって笑っちゃいました。
相手は必死だったから、フロントからワープロを借りてきてもらって、大筋だけはまとめてあげました。
後は自分で肉付けしろということで。それでも、約八時間ぐらいカンヅメ状態ですよ。

私がもうタイムアップだから後は自分でやってねと言っても、九十分延長!です。彼の目的は卒論だけで、お楽しみのほうは全然なし。
普通の家庭教師では何時聞も拘束できないから、苦肉の策だったんでしょうね。
三行広告を見て、事務所に何度も電話掛けて本物の教師がいるのかどうか確認したり、科目まで指定してきたそうですから(笑)」
友美さんは、前述のような男性との出会いを重ねるなかで、それがプライベートな男性観に変化を与えたりはしなかったのだろうか。

「世間が一般論で言うように、夜の仕事をすると、男性の嫌な面ばかり見えてきちゃってというような変わり方はしてません。
そういう見方しかできない女性って、男性と表面的な部分でしかつき合っていないんじゃないですか。
内面を見れば、男性って、とても単純で可愛いと思えてくるものなんですから。
でも、そういう気持ちは、母性的な部分から生まれるもののような気もしますね。私は女の部分で、男性を見てはいないのかもしれませんが。

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